印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

Copy Copy 剣山 アーク伝説 since 2016-07-06

邪馬台国は四国にあった

四国山上説

四国には現在も高地性集落が存在し、多くの人々が生活している。


中国史書の記述に「四面が海に面している」という箇所に注目。九州も本州も大きすぎて四面が海の表現には無理があります。四国山上は人口 面積 食料自給など矛盾なく比定が可能です。大杉氏が注目したのは魏志倭人伝の「邪馬台国のそばに21の国がある」という記述。右の地図にあるように中央の山上の邪馬台国を囲むように平野部に21の国があった痕跡を掴みました。現在でも市街地があり集落のあるポイントを地図上に仮定して、次に日本の古い地名 郷名などの発音が倭人伝の漢字の発音と、三分の二がほぼ一致しました。漢字の発音は古代から中国ではそれほど変化してないといいます。四国の周辺を囲むように邪馬台国の属国が順番通りに並び古い地名が倭人伝通りの発音で読めることに注目。つまり山上は卑弥呼の国。平地は邪馬台国の属国であったということとになります。現在では平地に人が住むのが当たり前であるが古代には神を信奉する民族は、より神に近い、高い場所を求めていたのではないか?もちろん軍事的にも要衝となるはずです。

詳しくはメインコンテンツ 本当の邪馬台国をご覧ください。
 

四国山上説比定地図

ご覧のように四国の四国山地を中心とした高地性集落付近を邪馬台国と比定しています。高い山の山頂付近が草原になっている事に注目し人工的に山焼きを行い草山の風景を作り出したと推理。尾根伝いに幹線を整備し四国内の移動を容易にしたと思われます。現在でも標高の高い山々の山頂付近に大小の人工の池 池跡を確認する事ができます。多くの人々の飲料水を確保するために、大土木工事を完遂しています。この事からも山上に多数の人々が生活していたことが伺えます。現在のように人々は、平地に集まり生活するという常識に捕らわれていては、四国の不思議は理解できません。
四国山上の山焼き
山上に点在する人工の池
古代の尾根の幹線道 山頂が山焼きされ木々がなく高速で移動が可能。

文献に照らして矛盾なし

現在 大手マスコミは、考古学において邪馬台国を探そうと必死です。日本各地には発掘されていない場所が99%以上あります。どこまで発掘が進めば邪馬台国の結論が見いだせるのでしょうか? 発掘による邪馬台国探しはもう辞めるべきです。日本の古代国家に関する中国史書の記述に忠実に向き合い矛盾点のない場所が本当の邪馬台国なのです。確かに当時の史書には明らかに大げさな記述も見受けられます。しかし、それを考慮しても自然 風習 政治など、多くの特徴が記述されている訳ですから一つずつ、つぶしていく地道な作業が必要です。例えば動植物の記述に「牛、馬なし」とあります。また「虎なし」ともあります。虎なしは、ほとんどの日本の国土に当てはまります。では、牛馬なしとは?どう解釈するのでしょうか?  また植物に関しては「橘あり」との記述もあります。柑橘類の原種に当たる橘があったという事です。四国高知には橘の原種も確認されていますし、様々なみかん 柚子 酢橘などの日本有数の産地でもあります。こういった小さな特徴を拾い上げ矛盾点がないか確認していくのです。史書に記述されている多くの特徴に矛盾がなければ卑弥呼の住まいが例え発見出来なくても、邪馬台国であると宣言できるのです。四国山上説では高地性集落に邪馬台国を比定していますので、玄関先の北九州に牛馬を認めたものの、邪馬台国の都付近では牛馬は見かけなかったと解釈します。四国山上説は高い山に都があるわけですから、牛馬も尾根伝いの急で狭い道には利用できませんし、何より大切な水を確保するための「山上池」に汚物を流されては飲料確保が大変です。野生の牛馬も徹底的に駆逐されたと考えます。中国史書の記者が特徴を記述していることには、邪馬台国を知るための、明確な理由があるからです。

古代史研究家 倭国研究所所長 大杉 博

昭和4年 岡山県生まれ 昭和51年から古代史の研究を始め 昭和56年に倭国研究所を設立。邪馬台国四国山上説を発表する。
 
主な著書に「ついに解けた古代史の謎』以上 教育出版センター 


「ついに見つけた邪馬台国」『邪馬台国は四国にあった」『四国は死国にされていた」「神代の史跡案内」「空海の暗号と暗示」「聖櫃アークと日本民族を守った大和朝廷」「北イスラエル十部族の大移動」以上 倭国研究所 


「邪馬台国はまちがいなく四国にあった」「邪馬台国の結論は四国山上説だ」以上 たま出版

「天皇家の大秘密政策」以上 徳間書店 


「古代ユダヤと日本建国の秘密」以上 日本文芸社がある。
 
倭国研究所発行書籍は直接 倭国研究所までお問い合わせください。
〒778-5253 徳島県三好市池田町佐野福田井1902-2   
TEL・FAX   0883-74-5620 
 
その他の著作は アマゾン等にて「大杉 博」にて検索 中古書籍として入手可能です。

 

 

 

剣山TV
大杉 博氏の監修 邪馬台国四国山上説